江戸時代、下関の生んだ旅する女流文人「田上菊舎たがみきくしゃ」を顕彰する菊舎顕彰会のページです。
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「頭陀袋 一字庵通信」を更新しました。
「菊舎句碑の雪景色」
頭陀袋 一字庵通信
 「菊舎顕彰会会報第25号」
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顕彰会の紹介」より
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「菊舎に続け!令和の子ども俳句」を更新しました。
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菊舎顕彰会
〒759-5512
山口県下関市豊北町田耕5047-4
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三月の絵手紙
わらぢ釣りし奥にも床し雛祭り

     菊舎 三十八齢「首途」


寛政二年(一七九〇)三月、大野傘狂主催の芭蕉百回忌取越し法要が、京 東山・雙林寺で勤まります。 十日の法要に参列するため、兄弟子・壺外と宮市(防府)で落合、徒歩で行こうとする菊舎と、帆船で行こうとする壺外と意見が合いません。
とうとう、荷物を取り上げられ船に乗せられたものの、備中下津井港で無風状態になり足止め・・・。 ―これでは法要に間に合わない!とひとり船を下りた菊舎は、陸路をたどります。 藤戸寺や岡山の西方精舎に詣でた後、道々の宿や民家の雛飾りに心奪われつつも、京へと気がはやる菊舎でした。

 ―顕彰会員・元永伸枝さんの
   絵手紙作品を掲載します―

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