江戸時代、下関の生んだ旅する女流文人「田上菊舎たがみきくしゃ」を顕彰する菊舎顕彰会のページです。
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二月の絵手紙
吹方へ薫りおしまぬ野梅かな

     『手折菊一』 菊車(のち菊舎) 三十齢


天明元年(一七八一) 秋、神社仏閣を参詣しつつ俳諧修行の旅に遊ぶ決意をした菊車は、萩にて得度し故郷を旅立った。 十一月大坂に舟上がりし、下旬は京都西本願寺の報恩講に参詣。 正月は大坂で迎え、再び京へ来て、七条在の俳人尼・石田倭泉(五十四歳)と伏見の梅渓(城北一帯にあった)に梅見に行く。
どこで知り合ったか不明だが、肌寒い早春のひと日、一面の梅の香に酔いしれた二人は、生涯かけて親交を続ける仲となった。



 ―顕彰会員・元永伸枝さんの
   絵手紙作品を掲載します―

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