江戸時代、下関の生んだ旅する女流文人「田上菊舎たがみきくしゃ」を顕彰する菊舎顕彰会のページです。
−お知らせ−
9/9より太翔館にて企画展「一字庵の継承」を開催中です。
11/16(日)、ギャラリートークを行います。
行事予定
太翔館に菊舎句碑を建立しました。
詳細は句碑のご案内をご覧ください
一字庵継承立机式・菊舎句碑除幕式
菊舎顕彰俳句大会
たくさんのご参加ありがとうございました。
詳細は行事予定をご覧ください
「月を笠に 一字庵十二世通信」を更新しました。
月を笠に 一字庵通信
「菊舎に続け!令和の子ども俳句」を更新しました。
こちら


菊舎顕彰会
〒759-5512
山口県下関市豊北町田耕5047-4
電話/FAX 083-782-1475
e-mail:info@kikusha.com
ご意見等何でもどうぞ→
十一月の絵手紙
山中や笠に落葉の音ばかり

     菊舎 三十齢 「手折菊・一」


天明二年、江戸行きの途次、芭蕉の「閑さや岩にしみ入蝉の声」で名高い山形の立石寺に詣でました。 その後、仙台へ行こうと二口峠にかかりましたが、日が暮れて道に迷い、一晩中、熊も出るという山をさまよい歩きます。 静まり返った中、時折風が吹くと、木の葉がカサカサと落ちて、被っている笠に当たります。 怖くてさみしくて涙がこぼれそうな菊車(舎)でした。

 ―顕彰会員・元永伸枝さんの
   絵手紙作品を掲載します―

117278

Yesterday: 5 Today: 1

ホームへ