江戸時代、下関の生んだ旅する女流文人「田上菊舎たがみきくしゃ」を顕彰する菊舎顕彰会のページです。
−お知らせ−
令和6年度菊舎顕彰俳句大会へのご投句、ご参加誠にありがとうございました。
行事予定
「頭陀袋 一字庵通信」を更新しました
「新春俳句相撲」
頭陀袋 一字庵通信

新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
本年も菊舎顕彰会に変わらぬご支援・ご協力の程どうぞよろしくお願いいたします。

    令和7年1月
    菊舎顕彰会
    会長 古川裕三

菊舎顕彰会
〒759-5512
山口県下関市豊北町田耕5047-4
電話/FAX 083-782-1475
e-mail:info@kikusha.com
ご意見等何でもどうぞ→
一月の絵手紙
  正月十五日、長府にかへり
  もちゐの粥など父母と共に
  祝い侍るとて

わがやどや粥にも餅の二柱

              『手折菊四』 菊舎五十四齢


文化二(一八〇五)年歳暮、福岡笹(篠)栗で病床につき長府に帰れなくなった菊舎は、 明けて十五日、漸う父母の待つ長府に帰り、餅粥で新年を祝った。
そして、二月には芭蕉以下獅子門六師の建碑式(永観堂)に参列のため京へ向かう。
「我は山水の過客にして国を定めず境を限らず、飄々悠々物あり物なし・・・」と、本人曰く。まさに、雲遊の尼!

 ―顕彰会員・元永伸枝さんの絵手紙作品を掲載します―

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