江戸時代、下関の生んだ旅する女流文人「田上菊舎たがみきくしゃ」を顕彰する菊舎顕彰会のページです。
−お知らせ−
田上菊舎生誕270年を
記念して、
 「田上菊舎和歌集
 「田上菊舎年譜集成
を出版しました
書籍案内
注文用紙
菊舎生誕270年記念企画展
 「旅の尼・田上菊舎
は、11月5日を持ちまして閉会しました。
たくさんのご来場誠にありがとうございました。
令和5年度菊舎顕彰俳句大会にたくさんのご応募・ご参加ありがとうございました。
大会結果
大人の部
学生の部
 「復刻版手折菊」の
無償提供について
こちら


菊舎顕彰会
〒759-5512
山口県下関市豊北町田耕5047-4
電話/FAX 083-782-1475
e-mail:info@kikusha.com
ご意見等何でもどうぞ→
越の雪つもれば宿の乙女子も
 天津みそらに通ふ酒買ひ
 

 米どころ新潟は、豪雪地帯で有名です。宿で奉公する少女は、 客が来るたびに雪の中を酒買いのお使いに出されます。 菊舎は、せめて少女が空を飛ぶように行き来できればと、 悴む手に息を吐きかけながら雪道を急ぐ少女を思いやります。
 冒頭歌は、僧正遍照の『天津風雲の通ひ路吹き閉ぢよ乙女の姿しばし留めむ』 を本歌として、厳しい自然に翻弄されながらも懸命に働く 少女の姿を美しく表現しています。

110918

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