炎龍 | かぜをひき思い浮かべば初景色 |
王将馬 | かねの音みんな願うは初もうで |
狛犬丸 | 初雀天使のように舞い降りる |
王黒龍 | 初日記すぐ手が止まる一文字目 |
楽龍 | 初東風に伊勢の神々耳すます |
龍王 | 寝過ごした次こそ見るぞ初日の出 |
火龍海 | 目をこする友と眺めた初日の出 |
五十嵐 | 初鏡私と私のにらめっこ |
秀句 | 初げんか親が止めても止まらない |
秀句 | 初詣いっしょに行こうとラインする |
1 | 雪がふり外に出たけど家帰る |
2 | 大根やスーパー並ぶ白い主 |
3 | にじ色の軽くて丸いしゃぼん玉 |
4 | セミが鳴くうるさいあまり水かける |
5 | クリスマスチキン食べれば鈴の音 |
6 | じいちゃんのみかんの果汁とびにけり |
7 | つばめたち街をはばたく赤い空 |
8 | 浅いとこ深いもあればプール鬼 |
9 | 森の中鹿たちの声ひびいてる |
10 | 卒業だ校歌をうたい帽子なげ |
11 | スーパーに並ぶさんまの目の青さ |
12 | 友達とすいかを食べて種とばし |
13 | 打ち上げてラストを飾る夏の空 |
14 | バーベキュー肉のとりあい熱くなる |
15 | ゆらゆらと春の放課後風あびて |
16 | 背景の一面咲いてるひまわりだ |
17 | 学校でグレーのセーターあったかい |
18 | 大切にあさがお育て一年生 |
19 | 台風の前のしずけさ不安だな |
20 | 赤白黄中庭に立つチューリップ |
出場俳句 | 氏名 | 学校 | 四股名 | 賞 |
緊張し全員進級新学期 | 中野月葉 | 豊北小六年 | 四王司山 | 横綱 |
転校しけん玉うまいとほめられる | 増田偉行 | 豊田下小四年 | 四王司山 | 横綱 |
この声は山で恋する鹿たちか | 金尾悠李 | 楢崎小六年 | 四王司山 | 横綱 |
春よこいすずしい風がすきとおる | 内田和花 | 豊浦小五年 | 馬関 | 大関 |
泣きながら妹ねないクリスマス | 西村蒼結 | 豊北小六年 | 馬関 | 大関・歴博賞 |
花吹雪ぼくのまわりをかけまわる | 小塩桂太郎 | 豊北小六年 | 馬関 | 大関 |
秋の夜しずかな月が見ているよ | 沖村芽依 | 熊野小四年 | 干珠 | 関脇 |
キラキラだ野原一面霜おりて | 鳴瀬心唯 | 豊田下小六年 | 干珠 | 関脇 |
菜の花や黄色にそまる私の目 | 北村一花 | 楢崎小六年 | 干珠 | 関脇 |
じゅうどうに行きつかれたな春の夜 | 松野 聡 | 豊北小六年 | 赤間関 | |
春が来る学年上がったおめでたい | 森重颯人 | 豊田下小五年 | 赤間関 | |
花びらやきれいにちってわかれの時 | 山本統矢 | 川中小四年 | 赤間関 | |
なのはなのしあわせにいるたんぼみち | 坂本綾音 | 川棚小四年 | 響灘 | |
風がふくさくらの下の昼休み | 村上蒼真 | 豊北小六年 | 響灘 | |
春休みまたねとトラックなみだふく | 畚野菜々子 | 山の田小六年 | 響灘 | |
真夏日はくらくらするなたおれそう | 濱村 心 | 小串小五年 | 満珠 | |
家でると猫暑そうにのびている | 和田湖日 | 豊北小六年 | 満珠 | |
春の日や日かげにネコのかくれんぼ | 小池千詠華 | 誠意小五年 | 満珠 | 美術館賞 |
たんぽぽが風で飛ばされ消えてゆく | 斎藤竜太 | 豊北小六年 | 火の山 | |
暑い夏応援団の声ひびく | 村井凪沙 | 豊田下小六年 | 火の山 | |
いってきます庭にさいてるチューリップ | 登根望結 | 西山小四年 | 火の山 | 一字庵賞 |
花ざかりわたしはどこにすわろうか | 久保碧衣 | 名陵小五年 | 鶉 | |
ご飯待つシュリシュリシュリと雀の子 | 森 義之 | 楢崎小六年 | 鶉 | |
たまごやきうぐいすの声さくらかな | 河野舞優 | 一の宮小五年 | 鶉 |
横綱 | 土井ケ浜 | 「すごろくや家族で遊ぶもりあがる」 |
準優勝 敢闘賞 | 鬼の岩 | 「かめ山のかいだんのぼる初日の出」 |
殊勲賞 | 河豚の海 | 「初日の出雨雲かぶり見えぬ朝」 |
技能賞 | 梨の山 | 「初日の出まぶしい朝にあいさつす」 |
角島湖 | 「夜はふける上がれぬすごろく目をこする」 | |
白滝山 | 「お年玉たいきんもらって初笑い」 | |
太翔士 | 「初日の出きれいな海にきらめくよ」 | |
二見万重 | 「すごろくをしようと思い人集め」 | |
一字庵賞(個人の部) | 「妹の寝顔見るなり初笑い」 今西 栞 | |