よそ見 わき見 気まま旅 |
第47回 |
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和田宿 | |
復元された和田宿本陣です。当時のままを再現して板瓦に乗せたおもりの石が印象的です。 下諏訪宿から22km、標高1531mの和田峠を越えて辿り着いた宿場の標高が820m。700m余りを下ったことになります。 平均7.8kmが中山道の宿場間の距離です。22kmという距離は中山道の中では最も長い距離。しかも和田峠という難所を越えるとあって、和田宿には荷物や人間を運ぶ伝馬役が70軒もあったそうです。他の宿場が25軒と定められていたそうですから、いかに大きな宿場であったか、ということが分ります。 |
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通りには街道の面影を残す建物が並んでいます。ただ単に時代を過ぎて来ただけではありません。出梁造(だしはりづくり)と呼ばれる中山道独特の、二階部分が一階より張り出した建築様式が目を引きます。 | |
(中村 佑) 2017年10月3日 |